プラズマテレビ

フルHDではないが画質はピカイチ

フルHDとかいう魔法の言葉に惑わされ、スペックのみで物を選んだりする今日この頃ですが、旧型の1080iまでしか対応しない液晶テレビ（HDMIもなし）から乗り換える際に非常に悩みました。もちろん設置する部屋のサイズも大いに関係があります。特にショールームや量販店は一般家庭と違って展示スペースにゆとりがあるので、４２型などはむしろ小型の部類に見えてしまいます。それにデモ映像を見比べる際にも、フルHDとそうでない機種の違いを際だたせる為なのか、一目でそうでない側の画面に滑らかさが欠けているのが判る。誰が見たってフルHDの方が高精細に見える。と、色々書きましたが、いかんせん部屋の大きさが、５０インチは入りそうにないのと、価格が思ったよりも安いのとで、一番小さい４２インチを選びました。さて、いざ商品が届き、業者の人が設置して見ると、このサイズで良かったとほっとしました。まさにギリギリの大きさで、これ以上だと入らなかった。また、思っていた以上にデザインも重厚で存在感たっぷりだし、真っ黒なピアノフィニッシュの枠も高級感があって、まさに買ってよかったと思いました。で、一番気になっていた映像ですが、実際にPS３からHDMI接続してブルーレイ版の「キングダム・オブ・ヘブン　ディレクターズカット」を再生してみてびっくり。え、これで1080i？　高コントラストで滑らかな映像、夜の闇の奥行き感、反対に昼間の明るく生き生きした色彩、こんなに一杯情報が入っていたのか？以前の液晶の画はなんだったの？と思う位の圧倒的な画質に驚き、ちょっとチェックしてみるつもりが、１９４分の長尺版を一気に最後まで見てしまいました。素人目ではフルとハーフの違いがこのサイズでは分からないな、と思いました。音も意外？に良いです。もちろんマルチチャンネルのアンプを通したサラウンドとは違いますが、また映画三昧になりそうな予感が・・・。で、目下「レジスタンス２」にはまって毎日食後の１?２時間をプレイしていますが、前の液晶ではよく見えなかった暗いシーンもばっちり。久しぶりに良い買い物をしたと思っています。